【アート】台北のイチオシ!ブックストア&ギャラリー『朋丁』
皆さん、こんにちは!
台湾旅行の醍醐味といえば、おいしいグルメ…を想像する人が多いと思いますが、独立系書店やカフェなどの文化的なスポットもぜひ覗いていってほしいです。
今回ご紹介するのは、台北駅からほど近い中山(ゾンシャン)というエリアにあるブックストア&ギャラリースペース「朋丁(ポンディン)」です。
世界から集めた良質な写真集がいっぱい
朋丁は台湾と日本のクリエイター3人が手を組んで生まれた空間だそう。しかしながら、私は朋丁で日本人のクリエイターさんに会ったことはなく、面識があるのはオーナーの若い台湾人夫婦のお2人だけです。
イギリスへの留学経験もある2人は語学が堪能。旦那さんはプロダクトデザイナーで、奥さんはロンドンの芸術大学での留学経験があります。
そんなお2人が作り出す朋丁は、空間がとても洗練されていています。通りがかっただけで「あっ」と気になるようなセンスのよい場所なのです。
1階は書店&カフェ
1階には、世界中から集められた写真集や雑誌、ZINEや雑貨などが置いてあります。特に写真集は充実しており、国内外で活躍する日本の現代写真作家さんの作品や、イギリスの出版社・MACKの写真集など、日本のアート系書店で取り扱っている本も数多くあり、良質な品揃えです。
また写真集の他にも、ヨーロッパのインディー雑誌や作家が手作りしたイラストのZINEなど、とにかく面白い本がたくさん!時間を忘れて本探しに没頭してしまいそうな場所です。
また数席ですが、店内のカフェでドリンクを買って飲めるスペースもあります。席には朋丁で販売している雑誌も数冊置いてあるので、ドリンクを飲みながら読んでみるのもおすすめ。
2F・3Fはギャラリー
〈楊雅淳個展 Delete Park - 抽象化目標 - Refrain〉
2Fと3Fはギャラリーになっています。ちなみにこの写真は、友達の台湾人写真家・楊さんの作品の展示風景です。
台湾人の作家さんはもちろんのこと、日本人の作家さんの展示も多いです。絵画、写真、テキスタイル、陶芸、書道など、展示作品のジャンルもバラエティーにとんでいるので、いつ行っても新しい作品に出会える面白さがあります。
展示初日や最終日には、アーティストトークやパーティーが開かれることもあります。そういったイベントの際にはお酒やちょっとした軽食、お菓子などが振舞われたりもします。
朋丁は台湾人にも人気の場所なので、週末は多くの人で賑わうことも。
私の相方(写真家 / Tomoya Fujii)も6月に朋丁で展示をします。詳しい詳細はまた後日記載します。
アーティストの皆さんへ
朋丁のオーナーはとてもフレンドリーなので、もし作品集やポートフォリオなどがあれば持っていくのをおすすめします。
気に入ってもらえれば店内に置いてもらえますし、ギャラリースペースを借りて作品を展示することも可能です。朋丁は、アートやデザインが好きな台湾人にも人気の場所で、展示の宣伝もSNSなどを通してきちんとしてもらえます。
オーナーは英語しか話せないので、連絡は英語でしましょう。
※もし何か質問があれば、コメントやメッセージで連絡をください。
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